ゴミ屋敷化してる中で孤独死※推定死後28日

2018/02/01

ゴミ屋敷化した中で孤独死があった場合の作業方法

このようなケースはけっしてレアではなく、まごのてではかなりの件数を扱います。
これは、元々まごのてがゴミ屋敷片付けの専門業者であるということもあると思いますが、本当に少なくありません。

このような場合は3つの作業にわけて考えます。

1.遺体痕や臭いの処理(特殊清掃一次処理)
2.ゴミの撤去
3.遺品整理、回収

特に遺族が部屋を検分したい、遺族が遺品整理を行いたいという希望だったら1.2を真っ先に行って遺品整理ができる環境にしてあげるというのが一番大事なのです。

 

埼玉県三郷市で孤独死のあった部屋の消臭消毒

三郷市の1DKアパートで孤独死が発生、亡くなったのは60代の女性で近所との交流もほとんどなく介護などの福祉も受けていなかった、どうしてもこんな状況だと何かあったときの発見は遅れがちになる。

遺体痕は玄関から入ってすぐのダイニング部分にあり汚染痕の広がりは少なく見える、ウジとハエはそれなりに発生し異臭も周囲に充分察知できるレベルであった。

ただ今回のケースは近所への異臭漏れは誰も察知していず発見したのは少し離れた場所に住む娘さんがしばらく連絡がつかないのを不審に思い訪ねて発覚したというもの。

おそらく隣近所は異臭を察知していたはずなのにどうして通報しなかったのか?同様のケースが起こるたびに思う。

部屋の様子は遺体痕のあるダイニングはごくごく基本的な物しかなかったが奥の居室部分はかなり物が多くいわゆるゴミ屋敷状態であった、作業前の打合せでまず一次処理を行い1週間程度の時間を置いて遺品整理と回収を行うということに決まりました。

遺族が入って遺品チェックができるレベルまでということでウジハエの処理、遺体痕除去、臭いを発する可能性のある物の除去、空間除菌と消臭を行い一次処理は完了となりました。
 

清瀬市でゴミに埋もれて孤独死

まごのてではゴミ屋敷化した部屋の片付けを年間数百件扱っていますがその中には命に関わるような状態の部屋も少なくありません。

例えば高齢者や体の弱い人はもちろん若い人でも落下したりつまずいたりする危険のある部屋は意外にも多い、だいたい部屋に入るのに玄関から山登り状態では暮らしの場とはとうてい言えません。

東京都清瀬市でゴミ屋敷化した部屋で死後1ヵ月近くで発見された60代後半の女性、この方は近所でもちょっと変わった人と認識されてたようで当然交流もなかった、発見したのはこのアパートを管理する会社の社員で発覚の原因は家賃の滞納であった。

家賃滞納から孤独死が発見される例は多いが今は以前のようにすぐに開錠して入ることはめったにないようでその分発見が遅れることになります、この清瀬の例も月末の入金チェックで滞納が起こり電話を掛け続けるも出ずそれから何日かは何回か電話をするという日が続いたそうです。

訪問して手紙をポストに入れるなどもしたが一切反応はなくこれはおかしいと警察立合いで開錠したということでした、もうひとつ発見が遅れた理由はこの部屋がゴミ屋敷であることを管理会社も近隣も認識していたことです、しかもそれが原因で両隣と真下に入居者がいなかったことも発見が遅れた理由かもしれません。

今回の依頼者は管理会社で主な目的はゴミを撤去し空にする、アパート自体は新入居者の募集はしておらず今後の方針は決まっていないということでした、また亡くなった女性に連帯保証人はいないし見つかった身内(子ども)も早々に相続放棄をするようですべてオーナー負担ということでした。


ゴミ屋敷で亡くなる

このような場合は特殊清掃、ゴミ屋敷片付、遺品整理すべての要素を含んだ作業になります。

今回の場合遺体痕の処理は周囲のゴミがそれを吸っており状態は悪いが難易度は低めです、問題は貴重品やお金が出たときに渡す先がないことでした。

当然依頼者である管理会社や物件オーナーに渡すのが筋ですがなんとなく気が進みません、実際このアパートではゴミの中から多少の貴金属と大きいわけではないがそれでも20万程度の現金が見つかりました。

ゴミ屋敷片付けの金額を聞いてみる

【部屋の片付けを拒む合理的な理由などない】

まごのてではこのようにゴミ屋敷状態の中で死亡してしまった事例を直近だけでも10件程度経験しています、中には家族や我々も介入して説得してるさなかに起こってしまったこともあります。

人間は本来キレイな場所で快適に過ごすという本能的なものがあるはずです、このようなゴミ屋敷化した中で暮らすことを良しと考えてる方は皆無だと思います、なのに片付けを拒む、もちろんそれには様々な要因があるのでしょうが命を落としたり怪我したり病気になったりするようでは突っ張っる意味がありません。

おそらく今後このような事案は増加するでしょう、高齢者宅の7割はゴミ屋敷化してるという説もありますし(程度は様々)しかもその大半が片付ける必要なしと考えてるそうですから。
 

収集癖!?ゴミ山に登る高齢者

横浜市中区の山下公園近くの戸建てでゴミ屋敷片付け、どうやら収集癖のようでした

横浜市中区の戸建て2DKの小さな家でしたが長年の収集癖が高じてあらゆるゴミがぎっしり詰まっていました、玄関前はもちろんドアを開けると1mほどの山登りから始まります。

これを毎日80代の婆ちゃんが登って生活していたという、部屋に入ってもその1mまま奥まで続いてます、しかも拾ってきたゴミだから内容が悪い。

最終目的は施設入所だから最低限のものだけをピックアップというものでしたがその必要と思われる衣類ですら使い物にならなかったです。


横浜市中区でゴミ屋敷片付け

ねずみ、ゴキブリあらゆる生き物が巣くってました、衛生的、安全面など高齢者宅で必ず確保しなければいけない条件が一切できていませんでした。

実際今までにもあらゆる方面からアタックしたそうですがどこもできずだったそうです、おそらくこのクラスになると専門業者しかできないと思います。

トータル作業費:1,270,000円

収集癖は止めることも辞めさすこともできない

高齢者に限らず外から拾い集める収集癖は止めることはできません、注意すれば一定の理解は示すものの止まることはありません。

その行為が家を汚したり散らかしたり、周囲に迷惑を掛けてることはなんとなく理解してるけど外で気になる物を見つけたらもう制御不能です。

収集癖ではなく買い物依存も似たようなメカニズムです、欲しいわけじゃなくだだ『買う』という行為に満足を覚えてるのですから部屋がどうのと言う以前の問題なのです。

まごのてでは今までに収集癖も買い物依存もたくさん施工してきましたが、そのほとんどは当人ではなく家族依頼でした、本人は部屋が物で溢れてることは苦にしてませんから片付ける必要性を感じていません。

物がなくなりスッキリした部屋になってもキレイになったとは思いません、逆に物足りなくなって下手すれば以前の3倍加速で逆戻りすることが多いです。

これに対処する術はなくもないですが、かなり大掛かりです。
高齢者の場合は持ってきたらこっそり処分を繰り返すしかないように思います。

 

【高齢者の住宅事情】

高齢者は住宅が借りれないというウソこんな記事が上がってました、発信元が夕刊フジというのが悩ましいところですがこの記事によると高齢者が賃貸住宅を借りることが不可能になるというのはかなり限定的なケースだ。よく賃貸契約を何件も拒まれて「住むところがない」という記事がネットに出ていたりするが、そういう話を真に受けなくていい と始まり何カ月や何年も空室が埋まらないようなエリアなら、65歳くらいの高齢者でも歓迎してくれる  という流れになり 高齢者が住宅に困っているのは「○○を離れたくない」と言って、土地勘のある場所にこだわっているケースがほとんど。選ばなければ、住宅は借りられるのが今の時代だ と締めてます。

これが何を意図して書かれた記事だかよくわからないのですが昨今の情勢から23区に限っては相当なボロアパートで空室地獄に喘いでる大家ですら高齢者に部屋を貸しません、この記事で断罪してる土地勘にこだわらなければってとこですが例えば山手線内側エリアに住まう人が埼玉だ横浜の山側だ都内だとしても三多摩地区には住めないと思います。

 去年お片付けした目黒に住むお婆ちゃんも一人じゃこの家は大きすぎるからと何億だかで売る手はずを整えたものの行くとこないって言ってました、だからと言って今更青梅や千葉の山奥には行けないって言ってました、結局この婆ちゃんは売ったお金そっくり突っ込んで死ぬまで面倒見てくれるサ高住に入った 。
 
じゃ公営住宅はどうなんだと調べてみると公式には年齢で撥ねることはないみたいだけどやっぱり入れないのが主流のようです、その裏にはこの記事にあるように孤独死の問題があります、去年だけで都内だけで約4000件発生しました
 

このブログでもいつも書くように最期を一人で迎えるという状況は仕方ないと思う、人のカラダなんだから心臓麻痺も脳梗塞も起こる、これは年齢関係なく誰でも起こり得ること。



問題はそうなって発見されるまで時間が掛かることが多いこと、これだって本当は高齢者より40代~60代前半のほうが発見遅れのリスクが高いんですけどね、ワタクシもない頭フル回転させてここのシステムがどうにかなれば4000件が半分ぐらいになるんではと思います、以前けっこういいとこまでいった高齢化した団地の空き部屋に引きこもりを住まわせて日に一回各戸見回り、そして引きこもり君の食事などの世話は居住者の年寄りが交代でやる。


こんなふうにやれば問題が2つ解決すると思うんだけどどうでしょ?


そしてこの記事中にあと10年もすれば、アパートやマンションの一室で高齢者が孤独死をすることくらい、日常茶飯事になる。殺人や自殺でもない限り、事故物件の扱いにはならなくなるかもしれない とありますが孤独死があった部屋がどんなものなのか多分知らないんだろうね、もちろん程度にもよるけどササっとリフォームして終わることなんてほとんどないですから。
これはまごのてで保有する人気ブログからの抜粋し転載したものです。


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