孤独死の処理|遺族はいつ部屋に入るべきか?

2018/03/01

凄惨な部屋の状況を見る(見せる)べきか?

まず、ある不動産管理会社のブログを一部引用します。

特殊清掃・残置物撤去の費用がかなりの金額になるのですが、なぜそんなに高いのか現地を見て頂くのが一番なのと、残置物を捨てる前に貴重品を取り出して頂いたり思い出の写真等、身内の方しか大切さがわからない物を抜き出して頂かないとご親族にも故人に悪いです。

クマ 「奥の部屋が現場ですけど気分悪くなったらすぐ外に出て下さい」

お兄様 「ちょっと、思った以上に臭いがキツイですね・・・」

クマ 「そうですか? お渡ししたマスクは結構な性能ですので自分は問題無いですけど」

お兄様 「わかりました、我慢します・・・」

クマ 「あっ・・・ お兄さんマスク逆さまですよ」


このマスク、鼻の上を金具で密着させるのですが、お兄さん上下逆に付けていて隙間が出来ていた感じです。

一旦外に出てマスクを付けなおしてもらい再度入室。

自分は保険会社に頼まれた写真を撮るために、ご遺体があった部分の布団をめくりフローリングまで染みている写真を念入りに撮影。

室内の貴重品や思い出の品探しは、年配のお兄さんとお身内のおばさんが担当して、自分は出てきた書類の重要性を判断する係と、重たい物や天袋の奥にある物を出す手伝いをしていました。

「残った物は全て撤去業者が捨てる」ので急かす訳にも行かず、結局のところ3時間ほどお付き合いしました。

持って行くことにしたのは、現金・腕時計・年金手帳・アルバム・元勤務先での永年勤続感謝状。

一通り、外に出してマスクを外して玄関ドアの鍵を閉めようとしたところ・・・

クマ 「これで室内に残ったものは全て捨てますので鍵を閉めさせて頂きます」

お兄様 「待って、もう一度部屋に入らせて下さい」

クマ 「どうしました、何か忘れ物ですか?」

お兄様 「なんだか、弟がまだこの部屋にいる感じがするんですよ」


お兄さん、ご遺体があった場所に向かって「こんなところにいないで一緒に家に帰るぞ!」と涙ながらに伝えていました。

この管理会社の方針は次のようなものでした。

1.特殊清掃費がなぜ高額になるのかを現場を見せることでわかってもらう。
2.遺体痕のあるまま貴重品捜索をさせる。
3.残った物はすべて撤去業者が捨てる。


おそらく大半の管理会社がこの行いをするでしょう、おそらくほとんどの遺族がこの方法でいいと考えるでしょう。

『まごのて』の見解

まず、遺族に遺体痕が残ったままの部屋に入室させることは問題であると考えます、理由はいくつかあるのですが。

1.素人に凄惨な状況を生で見せるものではない。
2.感染症リスクを考えないといけない。


説明が必要なら写真で充分です(どうしても見たい場合は別)それと防塵マスク程度で感染症リスクの低減にはなりません、遺体痕のあった部屋は危険がいっぱいなのです。

そして、このご遺族の最後の言葉です「なんだか、弟がまだこの部屋にいる感じがするんですよ」

そう思うのも無理からぬこと、遺体痕がそのままということ、それは故人そのものですから。

その横をいろんな人がいったい来たり・・・
踏みつけにしてることと何らの違いがありませんよ。

まずは遺体痕をキレイにし、一次処理として除菌消臭を行い、花とお線香を手向けてから遺族を入室すべきだと考えてます。


孤独死,遺体痕


まずは何を置いても一次処理としての除菌消臭を行うことです

まごのてでは孤独死や自殺があり、部屋が相当汚れ臭いや虫が出てる場合は先に特殊清掃一次処理を推奨しています。

これは近隣の対策や感染症やウイルス対策ももちろんですが、第一義的には遺体痕を踏みつけるようなことはしない、させない!
という極めて倫理的な考えに基づいているのです。

家財撤去や遺品整理なんて次の段階に考えればいいのです、ちなにみ上記ブログの管理会社の遺品整理のやり方もおかしいです。
だいたいどこに何があるのかわからないのに短時間で貴重品をピックアップさせ、残ったモノはすべて廃棄、なんて粗いにもほどがあるのです。


 

江戸川区内は最短30分で急行!孤独死の臭いを止める

ある日のこと事務所に近所の団地に住む方が来社しこのような相談をされました。
「隣の部屋のお婆さんの姿を最近見ないのと数日前からなんか臭う」もしかして亡くなってるんでしょうか?ということでした。

私たちは警察でもないし親族でもないので安否確認なんてできません(してもいいけど第一発見者になるのイヤです)まずは管理事務所に言って話してみるほうがいいですよとお伝えしました。

数日後○○団地で孤独死が発生したとのニュースが入りました、同じタイミングで隣の方から電話があり今※※県から○○ちゃん(多分娘さん)来てるから後の相談乗ってあげてください、とのことでした。

数時間後電話をいただきすぐに現場に行ってみると玄関の外までニオイが漂っており廊下に面した窓にはハエがびっしりでした、遺体痕は玄関脇の部屋と廊下にまたがるような格好で苦しくて外に助けを求めようとしたのが手に取るようにわかりました。

そんなに長く滞在できないと言うことからその日は一次処理を行い翌日は葬儀だけど全部お任せしますと鍵を預かり施工となったのです。

もう少し、せめてあと1週間早ければここまで汚損しなかったのではという現場でした。

 

 

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