部屋片付け業者|個人情報渡して大丈夫ですか?

2023/04/28

ゴミ屋敷でも引越前片付けでも、かなりの割合で気にされるのがゴミから個人情報がバレないか、顧客データが漏れないか?慎重(?)な人は作業の時でも名前入りのDM類や封書類は溶解処分でやってほしいというリクエストもあります。

個人情報保護法ができたのは平成15年に公布され17年に全面施工され、以後改正が加えられ令和4年改正が最新のものです、施工当時はちょっと過敏になりすぎでは?という風潮もあったのですが今の時代過敏ぐらいでちょうどいい気もします。

ただ注意するにこしたことはないですが一方であまりにも不用心ではと思うことも多々あります、今回の記事は片付け業者探しに絡めながら本当に個人情報を渡して大丈夫な相手なのか?という切り口から書いてみます。

他の同じようなコラムでは住所や名前が特定されるとDMが来るようになるとか、クレジットカードが不正利用されるかもといった、あまり起こり得ないことを情報として書いてますが、確率的に低いものを考えるよりもっと手前の部分から考えてみたいと思います。

本記事は株式会社まごのて代表取締役佐々木久史が監修執筆をしています


 

悪意ある者が仕掛ける巧妙な罠

日本中を震撼させた押込み強盗の筆頭格がフィリピンから移送されたのはつい最近でもちろんみなさん記憶にあると思いますが、一部ニュースで強盗に入る家の下調べで不用品回収やリフォーム業者を装っていたと報道されていました。

このサイト内のコラムにも以前から悪意のある業者の手口やその見抜き方を再三書いてきましたが被害は一向に減りません、被害と言っても押込み強盗はさすがにないでしょうけど相変わらず高額請求や業務の未完は後を絶ちません。

というかこりゃ減るわけないなというのが私たちの思うところです、というのもどう考えてもおかしな業者に安易に接触してるのですからあっち(悪意あり)からしたらカモが向こうから来るのですから笑いが止まりません。

我々の仕事は他人様の家が職場です、その中は密室空間で出入りしていても近所は当然不審なんて思わないのです、まともな業者なら全然問題ありませんが1mmでも悪意ある者が同一空間に居るかもって考えたことありますか?

キレイなホームページ持ってるってだけで頭から信用していませんか?

悪徳業者というのはどんな世界にもありますが断然訪問系に多いのは言うまでもありません、町中に実店舗や事務所を構えてるところはそう簡単に悪さができませんから。

鍵開け業者、水道トラブル、不用品回収、リフォーム、遺品整理などは消費者センターへの相談上位組です。
引越もトラブルが多いですがこっちはどちらかと言えば技術的なことが主でいわゆる料金トラブルなどはないみたいです、それはひとえに認可事業であることや法整備がしっかり機能して指導監督庁が機能してるからに他なりません。

まごのての創業理念。日本一安全な片付け業者を目指す


どこまで相手のことを知ってますか?

このように表向きは正業を装っていても悪意ある輩は随所に存在しています、出張ビジネスに限らず今の世の中は人を見たら泥棒と思えという比喩さながらの状態と言っても過言ではありません。
ですが大多数の人は業者というだけでまったく警戒しないという習性のようなものがあります、ある詐欺事件の相談を受けた弁護士さんが相手方の会社を調べた際にホームページもあるし、立派なビルに入ってる会社ですけどそんなことしますかね?と言ったという話もあるほどです。

ゴミ屋敷の片付け業者や特殊清掃業者を選ぶとき当然ホームページを見ます、だいたいそこで終わりでどんな人が運営しどんな場所で営業しスタッフはどんな人がいて実績はどれぐらいなんだろう、という考えには至りません、個人情報どうのなんてどっかに吹っ飛び思考停止で問合せをし一方的に個人情報をさらし、安易に部屋を見せてしまいます。

この行動、すれ違っただけのあまりよく知らない人を家に連れて帰るようなもんです。

ゴミ屋敷の場合は依頼者側が恥ずかしさのあまり深く考えないという側面があります、誰でもいいから早くこの状況を解消して!という感じです、ですがよく考えてほしいのですがゴミ屋敷や汚部屋と言えども完全なプライベートスペースで生活の場です、そこに得体のしれない者を入れるのはどうかと思うのです。

出張系サービス全般に言えることですが、作業服着て出入りしていれば近所も誰も不審人物だとは思いません。

住所と名前を聞かれたら躊躇いなく答えます。

個人情報を一方的に知り、堂々と家に出入りできる

これってすごいことじゃありませんか?

では、あなたが躊躇いなく個人情報を与え、部屋に出入りできるフリーパスを与えたその業者のことどこまで知ってますか?

本当に家に入れていいのか?
本当に個人情報を与えていいのか?


よく吟味することをオススメします。


 

部屋の片付けは人の人生にまで踏み込む仕事

私はゴミ屋敷や汚部屋だけでなく部屋の片付けや清掃業は他人の人生の一部を垣間見て踏みこむ仕事だと考えています、昨今ではGoogleの評価ガイドラインではYMYLという言葉がクローズアップされています、YMYLと命に関わる医療や治療に関する情報、財産の侵害があり得るお金や投資の情報は信頼性がある者が発信した情報しか検索上位に表示しませんよというものですがGoogle側から見たときに、ゴミ屋敷や汚部屋片付け業者がその領域かどうかの判断基準は知る由もありませんが、実際問題ゴミ屋敷に住まうと健康や精神を害しますし、適当なホームページで集客し高額請求するのは財産の侵害になります。

ですから私たちの業務内容はこの領域のもので財産や健康を守る者と同一と考えています、ですから本当にプロだ専門家だと名乗るのであれば一定水準の見識がないといけないと考えるのです。

私は会社の現体制を敷く際にこれでいかに安く提供する路線には戻れない、もしかしたら受入れられる施策じゃないのかもしれないという考えも頭をよぎりましたが、ゴミ屋敷で悩む人の一助になりたい、真摯に技術でもって接したいと願い理解してくれる人さえ顧客になればいいと考え現在に至ります。

僭越ながら現在のゴミ屋敷界隈や特殊清掃や遺品整理を取巻く環境は玉石混合どころか魑魅魍魎>普通の業者ですから、私たちはじめ従前より私たちと同じような理念で営業してる者がきちんと情報発信をする責任があると思っています。

片付け業者選びのポイント!清掃会社なら技術で勝負しよう!
 

真に安心安全な片付けや掃除業者

まじめにお客様のことを考え技術追求をしている業者はそう多くありません、特にゴミ屋敷、特殊清掃や遺品整理関係は先ほどの図式がスタンダードになりつつあります(魑魅魍魎>普通の業者)
私は以前は玉石混合と表現していました、中には悪いヤツもいるから気をつけてね、という程度でしたが今は上記のような状況です、どうしてこうなってしまったかは関連サイトのコラムをご一読ください。

【大暴露】特殊清掃に必要な資格や免許とは?

東京近辺(千葉、茨城、埼玉、神奈川)でゴミ屋敷片付けや特殊清掃や遺品整理業者をお探しなら迷わずまごのてへご相談ください。

ゴミ屋敷や特殊清掃や遺品整理業者探しで迷ったらまごのて